a la bonne heure(アラボンヌー)

昨日、キャラメルを買った帰り道に、先輩から
「毎週水曜日だけ、シュークリームが販売されるんだよ♪」
と、教えていただき、素直に、シュークリームを買いに行きました。
限定300個。
お昼過ぎには、無くなることもある、と聞いて、いそいそと小走り。



手のひらサイズのシュークリーム。
カスタードクリームが、ぎっしり。
かきフライで、満腹なのに、甘いものは、やっぱりベツバラなのね。
美味しかった。


美味しいシュークリームを食べると、思い出すのは、父方の祖父が、作ったシュークリーム。


私が生まれる、ずっと前。
父がまだ子供だった頃、祖父は、お菓子職人だったそうで。
ある日、母が作ったシュークリームを一蹴。


シューの焼き方が、イチバン難しいんだ。
と言いながら、もくもくと、手際良く、混ぜたり、焼いたり。
オーブンの火加減も、心配そうに見てたっけ。


作っている工程は、驚きの連続だったけど。
(お菓子作りの繊細な感じとは、全く対極にあった…子供ながらに衝撃的だった…)
出来上がってみたら、世界で一番美味しいシュークリームだったなあ。
忘れられない味。
なつかしい。


作り方を教えてもらうことは、もう出来ないけど。
こうして思い出して、また会いたいなあ、と思えるのは、切ないけど、幸せな気分。


a la bonne heure(港区赤坂4-3-13)